Sygnature Discovery
英国を拠点に研究活動を行うSygnature Discovery では、700名以上の研究者が世界をリードする統合型創薬研究受託業務を行っています。また、研究者の出身地は複数の日本人を含む53か国以上にも渡り、グローバルな研究所です。
2004年に設立した研究所において、統合型研究に本格的に着手してから、約11年間で22臨床候補化合物、41前臨床候補化合物の発掘、170以上の特許創出に貢献しています(2023年5月現在)。
Sygnature Discovery の共同研究先は、製薬企業、バイオテック、非営利機関など非常に幅広く、創薬ターゲット発掘から候補化合物選定までの多岐に渡る創薬研究をサポートしています。
創薬研究の工程は非常に複雑で、広範囲なため、かつてはステージ毎に分割し、一部をサポートする体制が一般的にとられていました。一方で、卓越した創薬研究経験と実績を有する研究者が従事するSygnature Discovery では、同じ研究所内で研究全般を統合型にサポートすることが可能で、高い効率性と成功確率を成し遂げ、しかも革新的なアイデアを共同研究に付加させていただくことができ、非常に多くの医薬品候補化合物を臨床開発へ導くことに成功しています。
最先端の施設では、イオンチャネル、GPCR、トランスポーターなどの膜結合型蛋白質専門化、CryoEMを含むX線結晶解析、化合物デザイン合成、コンピュータサイエンス、ビトロ、ビボ薬理学、生物物理学的手法を用いたFBDD、ユニークで高膜透過性ライブラリーを用いたHTS専門家、体内動態、非臨床毒性試験のための早期製剤検討、各種細胞株調整グループ専門家などが研究に従事しています。その他の創薬研究の専門家も多く在籍していますので、ご要望の際は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
薬効領域としては、中枢神経、代謝、呼吸器、感染、線維症領域のみならず、抗癌領域、抗炎症領域や抗免疫疾患、稀少疾患領域の創薬研究を通して、次世代型革新的創薬研究サポートをしています。
弊社は合成研究サービスプロバイダー(CRO)としてDr Simon Hirstにより2004年に英国ノッティンガム、Biocityに設立されました。Simonはかつて、アストラゼネカで創薬研究者としてCROとの共同研究に従事し、その経験から正確迅速かつ透明性高いコミュニケーション、革新的で信頼できる研究内容、適材適所への人員配置、適切な設備投資、そして何よりも顧客第一主義の徹底など全てを兼ね備えた共同研究パートナーの必要性を充分認識していました。これらを有言実行できる組織が、創薬研究を効率よくサポートすることで、基礎研究の実用化ひいては将来のヘルスケアシステム改善に大きく貢献できるとの強い信念が弊社設立の背景にはあります。このような価値観を共有する社内風土は現在も徹底して守り続けられ、おかげさまで着実にビジネス成長を続けています。創設当初研究者は4人でしたが、現在およそ450人体制で世界中の皆様の研究サポートをさせていただいており、世界的オープンイノベーション、創薬エコシステム活動の活発化により、今後もさらなる研究活動の拡大進展が期待されます。
使命
生きがいを感じる職場環境での研究活動を通じて、世界中の皆様の創薬研究成功に大きく貢献する。
ビジョン
きめ細かく質の高い研究成果を提供し、多くの患者の皆様に必要とされている、より良い薬剤の創出に貢献する。